最近では、日本でもカフェや駅など様々な公共施設で
無料でWi-Fiに繋ぐことができるようになっています。
便利で嬉しい半面、実は危険も潜んでいるフリーWi-Fi。
今回はフリーWi-Fiについてご紹介します。
フリーで使えるって大丈夫?おすすめスポットは?
など様々な疑問の答えや安全に使うために気を付けることを
お伝えしていくので、ぜひWi-Fi利用前に読んでみてください。
フリーWi-Fiは「公衆無線LAN」ともよばれ、
人が集まる場所や外人観光人向けに設置されています。
何も登録せずに使える自由型サービスと、
携帯キャリア等のオプション契約をした会員型サービスの2種類あります。
1990年代にアメリカが先行的に取り組み、
2010年に入るころには無くてはならないものにまでなりました。
日本もWi-Fiのフリースポットは年々増えていますが、
まだまだ少ないとされています。
2020年には東京オリンピックで外国人がたくさん訪日するため、
フリーWi-Fiスポットは今後も増えていくでしょう。
フリーWi-Fiは外でパソコンを使って仕事をしたい時、
携帯の通信制限を抑えたい時など日常的に大活躍。
今では先行くところに無料のWi-Fiが設定されているため、
家にWi-Fiを置かなくなっている方もいるのでは?
それくらいフリーWi-Fiは日常には欠かせないものになっています。
さらに、2011年の東日本大震災では公衆無線LANが大活躍しました。
多くの携帯電話プロバイダが公衆無線LANを無料で開放したことにより、
情報収集や連絡などが行いやすくなりました。
命にもかかわることなため、国が災害対策のためにも
公衆無線LANの推奨対策を行っているほどです。
日常だけでなく、災害時にも必要とされる公衆無線LANは
とても重要であると分かります。
フリーWi-Fiの使い方はとても簡単です。
スマートフォンもパソコンも
設定画面からパスワードやSSIDを入力してWi-Fiに繋ぐだけ。
お店に記載または教えてもらったパスワードとSSIDを入力するパターン、
まボタンを押すだけで簡単にWi-Fiに繋がるものもあれば、
会員登録が必要なこともあります。
できるだけ、事前登録が必要な会員制や一時的に利用できるゲストタイプのフリースポットを選び、
誰でも簡単に繋げるフリーには接続しないことをおすすめします。
Wi-Fiを繋ごうとしたときに、
安全であるかの確認手段の1つとして
SSIDの表示に鍵マークが付いているものといないものがあります。
鍵マークがついていないということは、
暗号化されていないため危険な可能性が高いです。
そのため、簡単にユーザーの情報を盗み取れてしまいます。
オープンネットワークは便利で使いこなした方がお得ですが、
安全とは言い切れませんん。
せめて、鍵がついていないSSIDには接続しないことをおすすめします。
また、Wi-Fi接続時のネット利用の際に
アドレスバーにも鍵付きと鍵なしがあります。
同様に、鍵付きは暗号化されているため、
極力鍵付きのサイトをみるようにしましょう。
他にも、SSIDに「free」や「public」と入っている、
暗号化されていない「None」が表示された場合はセキュリティー対策がゼロな可能性が高く、
不正アクセスされたり、ウイルスに感染するリスクがあります。
安易にフリースポットに繋げないためにも、
Wi-Fiを使わないときは機能を切っておきましょう。
そして、メールの送受信や重要な情報(ネットバンク・クレジット)などの入力はなるべく控えておいてください。
実際に、フリーWi-Fiに繋いだことで、
乗っ取り・ハッキング・のぞき見などの悪質な被害が発生しています。
十分に気を付けてください。
ソフトバンク・au・dokomoなど電話会社サービスによる
Wi-Fiは比較的高い暗号化方式なため、リスクは低め。
外出先などで、シールが貼られているため
見つけて接続してみてください。
セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなど大手コンビニは
Wi-Fiが無料で使えます。
簡単な登録で使えるため、利用しているかたも多いのではないでしょうか。
しかし、暗号化されていないため、油断は禁物です。
なるべく使わないように。また使う時は重要な情報を流さないようにしましょう。
観光地などに行くと、訪日外国人向けのWi-Fiが設置されていることがあります。
観光やビジネスで訪れた外国人のために、無料のWi-Fiを提供しています。
事前登録や端末の登録情報から外国人か判断しているため、
基本的に日本人は使うことができません。
しかし、日本人でも使えるWi-Fiもあります。
その時は、上記に記載した注意点を意識しながら利用してください。
日本は他の国に比べると、フリーWi-Fiの設備はまだまだ遅れてますが、年々フリースポットが増えています。
ただし今回ご紹介した注意点を意識していても、安全とは言い切れません。
むやみにフリーWi-Fiに繋がないように注意し、極力使わない方がおすすめ。
もし使うとしても、公衆無線LAN接続中は、大切な情報はしっかり管理しておいてください。