コラム

UQ WiMAXは速度制限あり?「ギガ放題」プランについて詳しく解説!

UQWiMAXの画像

格安スマホで有名なUQコミュニケーションズから発売されている「UQ WiMAX」。

固定回線を引かない持ち運びできるポータブルタイプ型Wi-Fiとして、毎月格安でWi-Fiルーターがレンタルできるというサービスです。

しかし、モバイルWi-Fiルーターと言えば、月額通信量に制限がある場合がほとんどで、1ヵ月に使えるデータ通信量を超えてしまうと速度制限になるため、容量の大きいコンテンツは十分に楽しめないというデメリットがあるかと思います。

そんな中WiMAXでは、モバイルWi-Fiルーターの中で唯一、無制限の「UQ flatツープラス ギガ放題」プランを打ち出していることで有名です。

「じゃあ、思いっきりネットを使っても速度制限にならないのか!」

と思ってしまいますが、実は、ギガ放題プランは、“完全に使い放題”というわけではない”のです。

「一体どうゆうこと?」

と思いますよね。

そこで今回は、UQ WiMAXの使い放題プラン「ギガ放題」の速度制限について、分かりやすく解説していきます。

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UQ flatツープラス ギガ放題の料金プランとは

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※公式ホームページより引用

UQ WiMAXの料金プランの中には、

①月間通信量制限ありの「UQ flatツープラス」
②月間データ量上限なしの「UQ flatツープラス ギガ放題」

という2つのプランがあります。

それぞれの料金と通信量は、以下の通りとなります。

■UQ flatツープラス
月額料金:3,696円
月間通信量:7GB
契約年数:2年/3年/4年

■UQ flatツープラス ギガ放題
月額料金:4,380円
月間通信量:上限なし
契約年数:2年/3年

通信量制限ありの「UQ flatツープラス」では、7GBを超えてしまうと速度制限がかかってしまうため、YouTubeなどの動画や、データ容量の多いコンテンツやアプリを使用するのは難しい正直難しいところ。

ギガ放題」プランでは、月に使用できるデータ通信量の上限が無いため、気兼ねなくネットが楽しめるということになりますね。

フレッツ光などのネット回線を引き込むプロバイダ契約をする場合だと、毎月およそ5,000円~5,800円ほどはかかるので、UQ WiMAXは非常に格安で利用できるサービスだと分かります。

ギガ放題でも3日間の通信制限はある

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UQ WiMAXでは、月間通信量の制限があるものと、上限がない「ギガ放題」があるとお伝えしました。

料金がさほど変わらないのであれば、「断然ギガ放題の方が良いのでは?」と思うかもしれません。

しかし、今回一番お伝えしたい注意点とは、この「ギガ放題」についてです。

データ通信量の上限がなく“使い放題”と言われていますが、実は、3日間で利用できるのデータ通信量は制限されているのです。

ネットワークの混雑回避のために制限されているのですが、直近3日間で10GBを超えると、翌日の18時頃から翌々日の2時頃までは、速度が1Mbps程まで制限となります。

つまり、3日間での合計データ量が10GB以上となると、速度制限されてしまうので、思いっきり使ってもいいという訳ではないのです。

通信制限を回避するためには、

・1日目➡3GB
・2日目➡3GB
・3日目➡3GB

というように、利用するのが効果的。

この場合、もし3日目に4GBを超えてしまうと、合計で10GBを超えてしまうので、一時的に速度制限が適用となります。

なお、この3日間というのは、3日を過ぎたらまた4日目から1カウントとするのではなく、4日目であっても2日目~4日目の合計3日間の通信量が合計される仕組みですので、注意しておきましょう。

速度制限はいつ解除される?

3日間のデータ通信量が超過した場合には、翌日の18時頃から翌々日の2時頃までが、速度制限の実施時間となります。

ギガ放題プランでは、1度速度制限にかかってもその月ずっと続くわけではないので、翌々日の2時を過ぎれば、解除されるようになっています。

3日間で10GBとなれば、ネットを頻繁に使用する人であればすぐに超えてしまうのでは?と心配になりますが、この速度制限は夜間から深夜に行われます。

昼間のWiMAX利用にはなんら影響が出ないだけでなく、仮に制限がかかっている状態が続いていたとしても、日中は速度制限なしで通信ができるのが嬉しいところ。

他社のモバイルWi-Fiルーターであれば速度制限がすぐにかかりますので、WiMAXのこの仕組みは非常にありがたいプランではないでしょうか?

10GBはどれくらい?

3日間で利用できるデータ通信量は10GBということですが、10GBとは具体的にどれくらい利用することで消費するのでしょうか?

最もデータ通信量がかかる動画視聴において、目安の時間をまとめてみました。

・1080p動画(高画質):約7時間
・720p動画:約13時間
・240p動画:約47時間
・144p動画:約83時間

YouTubeでの動画視聴の場合、高画質の720pでも約13時間、標準画質の240pであれば、1日当たり15時間は視聴できることになります。

趣味程度に視聴を楽しむレベルであれば、問題ないと言えるでしょう。

通信制限されているときは何もできないのか?

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3日間のデータ通信量が超過してしまった場合は、通信速度が1Mbps程まで制限されると公式ホームページに記載されていました。

この1Mbpsとは一体どれくらいなのかというと、通常のネットサーフィン程度であれば十分行えるレベルです

また、高画質で無ければ、動画視聴においてもそれほどストレスなく行えることでしょう。

ギガ放題プランでは、速度制限にかかってしまった場合でも、全くネットが使えなくなるというわけではないので、費用を抑えつつも程よくネットを楽しみたいという人におすすめのプランだと言えますね。

また、UQ WiMAXは、モバイルWi-Fiルーター内でも速度の速さはトップクラスです

ギガ放題プランがあるのもWiMAXならではですので、工事不要のポータブルWi-Fiをお求めの人は、ぜひUQ WiMAXをチェックしてみてください!

ゲームや編集をするには固定回線がおすすめ

パソコンの画像

動画視聴を長時間したい人や、オンラインゲームをしたい人、動画編集などのデータ容量が多い作業をする場合には、UQ WiMAXのようなモバイルWi-Fiルーターは向いていません。

通信制限を気にせず、サクサクとゲームや編集などを行いたい人は、やはりプロバイダとネット回線契約を結ぶのがおすすめ

速度が速いだけでなく通信も安定しており、いくら利用しても速度制限がかからないので、快適にネットライフを楽しめるのではないでしょうか?

お値段はUQ WiMAXよりは高くなりますが、速度制限や速さによってストレスを感じないことは、インターネットのヘビーユーザーにとって最大の利点だと思います。

下記にて、人気のプロバイダやおすすめのWi-Fiルーターをランキング形式で発表していますので、ぜひこの機会に自宅のネット環境を見直してみてはいかがでしょうか?

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