様々なプロバイダから提供されているWiMAX2+ですが、実はリサイクルショップや買取店などで中古品を購入することができることを知っていますか？
WiMAX2+を定価よりも安く購入できるということなら、中古で購入した方がいいのでは？と思う人もいるかと思いますが、実はWiMAX2+の中古購入にはいくつか注意が必要です。
結論からお伝えすると、メリット・デメリットを考えたときに、中古でのWiMAX2+はおすすめできません。
ここでは、WiMAX2+ルーターがなぜ中古ではおすすめできないのか、理由をご説明します。
中古で安く買おう！と思っている人は、後々後悔してしまわないためにもしっかりWiMAX2+の仕組みを理解しておきましょう。
中古でWiMAX2+ルーターを購入した後、WiMAX2+契約をすればそのままWi-Fiが利用できると思っている人は多いでしょう。
しかし、実際はそう上手くはいきません。
中古のWiMAX2+を利用するには、別の手段を使う必要が出てきます。
WiMAX2+を契約するときには、プロバイダに関わらず必ずWi-Fiルーターの購入が必須となります。
そのため、中古で購入したWiMAX2+を“持ち込んで”で契約することはできません。
さらにWiMAX2+を新たに契約する際には、端末料金が無料になる場合もあるため、別途中古で購入するメリットがないことが分かります。
WiMAX2+では、ルーター持ち込みでの契約ができないのに、なぜ中古のWiMAXルーターが販売されているのでしょうか？
それは、WiMAX2+のルーターは、格安SIMのみで利用できるようになっているためです。
しかし、全ての格安SIMが対応しているという訳ではありません。
WiMAX2+では、auのLTE回線でネットを利用するものなので、格安SIMの中でもau回線を利用しているものを契約している必要があります。
主な格安SIMを挙げると「マイネオ」が挙げられます。
さらに、auの回線を利用するということは、LTEオプションに対応している中古ルーターで無ければ利用できません。
そのため、中古のWiMAX2+ルーターは、使い道がとても限られていることが分かります。
WiMAX2+ルーターは、中古で購入したとしても、利用できる条件が限られているため、そもそも通信に使えない場合が多いということを、第一に覚えておきましょう。
また、WiMAX2+に限らず、Wi-Fiルーターを中古で購入する際には、以下のデメリットがつきものです。
WiMAX2+では、日々通信速度が向上しています。
新しい機種の方が下り最大速度が高く、2018年現在では最大758Mbpsもの速度を実現しています。
これは、古い機種に比べて3倍以上となっています。
古い機種のルーターはそれだけ低価格で購入できると思いますが、あえてスペックの低い中古品を購入するメリットはないかと思います。
中古のWi-Fiルーターの中には、以前の所有者が利用していたことにより、バッテリーが消耗している可能性があります。
せっかく中古でおトクに購入したとしても、すぐに修理をしたり、電池パックを交換するなどすれば、新品で契約するよりも費用が高くなってしまうことも。
ルーター本来のスペックを十分使いたい人は、新品での契約が断然おすすめです。
WiMAX2+ルーターは、格安SIMで使いたいという特定のユーザー以外は、中古で購入する方がおトクといえます。
なぜかというと、契約するプロバイダによっては、本体代金が無料になったり、キャッシュバックキャンペーンを行っている会社もあるため、トータル的にみてもメリットが多いと言えるからです。
また、WiMAX2+ルーターの契約は、高くても3,000円～4,000円台がほとんとです。
あえて中古で購入して故障やトラブルを起こすよリスクを背負うよりは、安心の最新機種が選べるWiMAX2+を、プロバイダで契約したほうが賢明だと思いませんか？
さらに、WiMAX2+は、選ぶプロバイダによって月額料金が大きく変わってきます。
プロバイダによっては年間で数万円以上安くなるケースもあるため、できるだけ費用を抑えたいのなら、プロバイダ選びを慎重に行うことが大切です。
下記ランキングでは、料金が安いプロバイダをピックアップしてご紹介しています。
WiMAX2+の中古購入を検討している人は、まずはプロバイダでの新規契約を考えてみてはいかがでしょうか？
