パソコンやタブレットのネットワーク機器が、無線の電波で接続できるようになる方法が「Wi-Fi」です。
Wi-Fiを使い始めるためには様々な準備が必要になります。
インターネット回線があり、Wi-Fi対応の親機、そしてパソコンなどの機器が揃えば、使い始めることができます。
しかし、インターネットを使うにあたって意外と知られていない契約があります。
それが「プロバイダ」です。Wi-Fiを使うにはインターネットが接続している状態でなければいけません。
インターネットを使うには回線を申し込めば終わりと思っている方も多いかもしれませんが、
実はインターネットの利用には回線とプロバイダの契約が必須となっています。
そこで、今回はプロバイダの役割をご説明しながら、様々な会社を比較していきます。
「インターネット・サービス・プロバイダ」を略して、プロバイダやISPと呼ばれています。
インターネット接続するためのサービスを提供する会社を指し、インターネットを使うためには必ず契約しなければなりません。
インターネットを使う時には、ネットの住所とも言われるIPアドレスが存在しています。
1つの回線ごとに割り当てられており、IPアドレスがなければインターネットに繋ぐことができません。
このIPアドレスを振り分けてくれるのが、プロバイダの役割になります。
NTTフレッツ光などは回線業者となり、契約したからといってすぐに使える訳ではありません。
回線をネットに繋げるためには、プロバイダを必ず通す必要があります。
基本的にインターネットの接続は業者が作業をすべて行ってくれるため、どのようなことをしているのか
知らないことも多いと思います。
しかし、プロバイダ契約なしではインターネットが接続できない。これだけは覚えておいてください。
一般的に回線業者とプロバイダは別の会社同士で行うことが多いですが、最近では回線業者がプロバイダ業を兼任するところも増えています。
兼任している会社の場合は、まとめて支払いすることができ、またわざわざプロバイダを探す必要がありません。
そのため勘違いして、回線を契約すれば、プロバイダの契約をしなくてもインターネットが繋がると
思っている方も多いそうです。兼任している会社であれば、シンプルで分かりやすく、手間も省けるので人気が沸騰しています。
インターネットにつなぐ方法として、ポケットWi-Fiのような固定回線以外でも接続は可能です。
しかし、結局はプロバイダの契約をしなければインターネット接続は不可能。
つまり、インターネットへ繋ぐには必ずプロバイダが必要なことがわかります。
必要なサービスを確認して、様々な会社の料金をしっかり比較をしたうえで、自分に合ったプロバイダを選ぶことが
余分な費用を発生さない方法です。
固定回線やポケットWi-Fiの契約時に、プロバイダの説明も受けると思いますが
よく聞く会社がOCN/So-net/YahooBB/BIGLOBEあたりではないでしょうか。
何百社もあるプロバイダは料金もそれぞれ異なり、選ぶのにも迷うはず。
ただ安いとなれば不安が募ることもあるでしょう。
プロバイダの値段が異なる理由は2つあります。
1つは速度や安定性が整っているほど値段は高くなります。
しかし、安くても安定しているところは探せば沢山あるのも事実。
様々な会社をしっかり比較して、「安い」「早い」が揃った会社を見つけだしましょう。
2つめは契約回線や建物(集合住宅or戸建て住宅)によって値段が異なります。
契約している回線会社によって、契約できるプロバイダが決まっているパターン、
自由にプロバイダが選べる2タイプございます。
このように、なぜ価格に差があるのか知っておくことで、プロバイダがより選びやすくなります。
有名な回線業者「光フレッツ」の場合、自由にプロバイダを選ぶことができます。
そこで、契約者数が多い大手有名プロバイダの料金相場をご紹介します。
【会社別料金表】
OCN 戸建て¥1,000/月 マンション¥810/月
YahooBB 戸建て¥1,200/月 マンション¥950/月
So-net 戸建て¥1,000/月 マンション¥900/月
BIGLOBE 戸建て¥1,000/月 マンション¥800/月
大手会社は安心感があるためか、契約数が非常に多いです。
また、回線の設備(バックボーン)が太いことから回線が速く、安定感が保証されます。
大手会社は速度が速い、安定しているとご説明しましたが、
実際の声として加入者が増加しすぎることで回線がかなり混雑しています。
では、速さを重視するなら大手は避けた方がいいのか。
実は、いま注目されている大手回線会社が「auひかり」です。
通信速度が速く、またスマホ割引や還元サービスなどが充実しているため人気急上昇中。
現在、有名回線業者NO.1に立っているのがNTT回線であり、年々契約者が集まり続けています。
NTT回線のように人気のある回線業者を利用している際に、通信速度が遅いと感じたときは、
回線会社を変えることも快適なネットライフを過ごすための1つの手です。
安さ、早さともに優れていると人気を集めているプロバイダが「GMOとくとくBBドコモ光」です。
ドコモユーザー限定での申し込みになりますが、 下り上り最大1Gbpsの光回線。
さらに、セット割で最大1,600円割引かつドコモ長期利用でドコモずっと割でさらに値引きなどサービスが充実しています。
Wi-Fiを使うにはインターネット接続が必須。
そして、インターネット接続するにはプロバイダ契約を必ず行わなければいけません。
プロバイダ契約を探すポイントは「安さ」そして「速さ」をしっかり会社ごとに比較して、
自分にあった会社を選び抜くことが大切です。
今一度、料金明細を確認してみてください。
もしかしたら、かなり高い金額を払っていませんか?
高い金額を払っている、他にも速度が遅すぎるなど、何か問題点を感じたときは
プロバイダを見直してみてください。