現代ではスマホを所有している方が大半です。
スマホの月々の支払いってなんだかんで結構毎月負担になりますよね・・・。
「もうちょっと安かったら助かるのに・・・」なんて思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで最近人気が出てきているのが格安SIMというものです。
格安SIMはMVNOという会社が提供しており、大手キャリアのauやdocomo、Softbankより月額料金が安く設定されています。
格安SIMの中でも人気のキャリアが特にUQmobileとYmobileが人気です。
UQmobileはauが属するKDDIのグループ企業「UQコミュニケーションズ」が運営しているMVNOです。
Ymobileはヤフーモバイルの略称であり、Softbankグループのワイモバイル株式会社が運営するスマホサービスです。Softbankのサブブランドという位置づけになっており、厳密にはMVNOではなくサブキャリアと呼ばれていますが、インターネット上のレビューなどにはMVNOの一つとして扱われていることが多いので格安SIMという考え方で良いでしょう。
ではUQmobileとYmobileを選ぶとなったとき、どちらの方が良いのでしょうか?
まず気になるのがどちらの方が安いのかですよね。二つを比較してみました。
UQmobile
契約事務手数料・・・3,240円
SIMカード発行手数料・・・0円
Y!mobile
契約事務手数料・・・3,240円
SIMカード発行手数料・・・0円
ほぼすべてのMVNOで「SIMカード発行手数料」が必要になりますが、UQmobileとY!mobileはともに無料となっています。
UQmobile
プランS・・・2,138円(14か月目以降3,218円)
プランM・・・3,218円(14か月目以降4,298円)
プランL・・・5,378円(14か月目以降6,458円)
Y!mobile
プランS・・・2,138円(14か月目以降3,218円)
プランM・・・3,218円(14か月目以降4,298円)
プランL・・・5,378円(14か月目以降6,458円)
両社とも同じ金額設定になっています。しかし、UQmobileのプランの方がシンプルで分かりやすくなっているので、あまりスマホのことに詳しくないという方はUQmobileのほうがおすすめです。
UQmobile
プランS・・・3GB
プランM・・・9GB
プランL・・・21GB
Y!mobile
プランS・・・3GB
プランM・・・9GB
プランL・・・21GB
データ容量は両社ともほぼ同じようなシステムになっています。どちらも月額500円のオプションで新規契約・機種変更から2年間はオプション料が無料となります。
UQmobile
プランS・・・66,432円
プランM・・・92,352円
プランL・・・144,192円
Y!mobile
プランS・・・66,432円
プランM・・・92,352円
プランL・・・144,192円
月額料金の2年間の総額は両社とも変わりませんが、UQmobileの方が端末代が安いで上に、キャッシュバックキャンペーンがあるのでそこまで加算するとUQmobileの方が安いということが言えます。
UQmobile・・・9,500円(全プラン共通)
Y!mobile・・・9,500円(全プラン共通)
解約違約金はどちらも一律の9,500円となっています。しかしY!mobileはデータ通信専用のSIMが無いため最低利用料金は一律2年となっています。UQmobileはデータ通信専用SIMが1年、音声通話SIMのデータ高速プラン・データ無制限プランが1年、おしゃべり・ぴったりプランが2年となっていて、UQmobileはプランによって契約期間が無かったり短かったりするものがあるので、もし解約をしてしまう可能性がある方はUQmobileの方がおすすめです。
UQmobile
イチキュッパ割・・・1,000円
UQゼロ学割・・・3ヶ月基本料無料、データ容量2倍
UQ家族割・・・2代目以降毎月500円割引
マンスリー割・・・料金プラン・端末による
Y!mobile
ワンキュッパ割・・・1,000円割引
タダ学割・・・3ヶ月基本使用料無料、データ容量2倍
家族割引サービス・・・2代目以降毎月500円割引
月額割引・・・料金プラン・端末による
両社とも1,480円以上安くならないという設定になっていますので割引の面では両社ほぼ同じと言うことができるでしょう。
端末の代金は同じものでもキャリアによって値段設定が異なります。
どちらの方が安いのでしょうか?iPhoneで比べてみました。
UQmobile
iPhone 6s 32GB・・・26,028円(プランS) 13,068円(プランM/L)
iPhone 6s 128GB・・・38,988円(プランS) 26,028円(プランM/L)
iPhone SE 32GB・・・10,476円(プランS) 10,476円(プランM/L)
iPhone SE 128GB・・・13,068円(プランS) 13,068円(プランM/L)
Y!mobile
iPhone 6s 32GB・・・26,460円円(プランS) 13,500円(プランM/L)
iPhone 6s 128GB・・・39,420円(プランS) 26,460円(プランM/L)
iPhone SE 32GB・・・32,400円(プランS) 32,400円(プランM/L)
iPhone SE 128GB・・・13,500円(プランS) 13,500円(プランM/L)
端末の代金はUQmobileの方が安い値段設定になっています。
UQmobile
2018年8月・・・16.44Mbps
2018年7月・・・15.71Mbps
2018年6月・・・26.60Mbps
2018年5月・・・37.15Mbps
2018年4月・・・12.06Mbps
2018年3月・・・11.68Mbps
2018年2月・・・12.13Mbps
2018年1月・・・13.84Mbps
Y!mobile
2018年8月・・・9.00Mbps
2018年7月・・・10.59Mbps
2018年6月・・・10.77Mbps
2018年5月・・・15.52Mbps
2018年4月・・・11.92Mbps
2018年3月・・・12.27Mbps
2018年2月・・・11.19Mbps
2018年1月・・・8.69Mbps
こちらは引用のデータになりますが平日のお昼の一日で一番回線が混雑する時間に計測をしました。混雑時の計測なので他の時間ならもっと速度が出るでしょう。MVNOのデメリットとして回線の速度が遅いことがよく挙げられ、たいていのMVNOは1Mbpsも出ないことが多いのですが、それに比べるとUQmobileとY!mobileはとても速いことが分かります。結果的にいうと、どちらも早いですが数字を見るとUQmobileの方がY!mobileより速いということができます。
比べるのは料金設定や回線の速度だけでなく、キャリアには独自のサービスなどそれぞれの特徴があります。
UQmobileはデータ通信量が余った場合は毎月、余った分を翌月に繰り越しをしてくれるサービスがあります。Y!mobileでは使わなかった分のデータ容量は捨ててしまうことになりますが、UQmobileは自動的に翌月に繰り越してくれるので、無駄がなく、節約にもなります。
そしてUQmobileでは「高速・低速」の切り替えが自由自在です。また低速通信の場合はギガを消費しません。低速通信の場合は毎月の上限が無いのでいくら使っても課金されることがないので安心です。
Y!mobileのスマホプランは「1回10分までの通話が月に何度でも無料」という無料通話が標準でついています。さらに、月額1,000円の「スーパーだれとでも定額」を付けると、大手キャリアと同じ完全かけ放題にすることができます。
この完全かけ放題のサービスは大手キャリア以外ではY!mobileしか提供のしていないサービスです。通話をすることが多いという方はY!mobileの「スーパーだれとでも定額」がおすすめです!
今回はUQmobileとY!mobileを料金設定や回線速度、サービスなど様々な方向から比較してきました。
結論を言うと、UQmobileとY!mobilの月額料金はほぼ変わらないです。
しかし、端末の料金がUQmobileの方が安いので結果的にはUQmobileの方が支払う総額が安くなります。
しかし、もし電話を多く利用するという方だった場合は、Y!mobileの「スーパーだれとでも定額」を使用する方が月々の料金が安くなる場合があります。
どの様に使用するかをしっかりと考えてキャリアやプランを選ぶとより安くスマホを使用することができます。また、インターネットをよく使う方はスマホに合わせてWi-Fiを利用するともっと料金を節約できる可能性もあります。人気のWi-Fiをこちらのページでご紹介していますので、是非参考にしてみて下さい↓